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第28回のRIDE LECTUREは「ブレーキを安全に強くかけるには」です。
急のつく操作はやらない……もちろんリスクを避けた安全運転は基本です。
しかし急にタクシーが乗客を乗せるために目の前を塞いだり、自分の身を守るためや他の誰かに危険を及ぼさないために、急ブレーキが必要なこともあります。
でも強い前のめりや不安定な挙動を怖れ、ブレーキレバーに一定以上のチカラを込められなくなってはいませんか? この間に合うタイミングなのに、強くかけられず危ない目に遭ったことがある人はかなり多いはず。
そんな危険を回避するため、ブレーキを強くかけられるようになっておくのはとても重要です。
それには勢いでフロントフォークが急激に沈まないブレーキレバーの入力方法で、高い路面追従性から強く入力しなくても短い距離で安定して止まれる自信をつけておき、次に予め軽くブレーキをかけてから、その上にジワッとさらに入力を強めるというアプローチを試してみましょう。
ほとんどの場合、驚くほど強烈なストッピングパワーで瞬時に減速するでしょう。しかも不安を感じない安定ぶり。目をつぶらんばかりに強くかけているのではないのに、こんなに呆気なく止まってしまうという、信じられない経験をされたと思います。
実はブレーキ入力をそれほど思いきり強めなくても、制動力はまだまだ緩急をつけられる余裕があります。このポテンシャルを知っておけば、イザというとき冷静な気持ちで「慌てるな、止まれる!」と自分に言い聞かせることができます。
ぜひ周囲の安全がはかれる場所で、平山さんの操作を真似てみてください。
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<RIDE LECTURE(ライドレクチャー)とは?>
ネモケンがスポーツバイクの乗り方を指南するRIDE LECTURE。略して、ライレク。
<出演者>
教えるひと:ネモケン(根本健。元GPライダー。RIDE HIプロデューサーでバイク歴58年)
教わるひと:平山ことみ(バイク歴4年。モデル、ワインソムリエ、ウィスキーエキスパート)
雑誌『RIDE HI』で連載のRIDE LECTUREと同じカリキュラムで、雑誌の文字とイラストだけでなく動画でも確かめられる連動企画です。生徒役は平山琴美さん。ビッグバイク免許歴3年ですが、典型的な怖がりさんなので、安心で楽しめる操作を皆さんにわかりやすい方法で身につけていきます。
ビギナーだけでなく、キャリアはあってもたまにしか乗らない人も、苦手だったり不安に思うシチュエーションに遭遇します。そんなときまだバイクに慣れていないから、繰り返し乗るうちにいつか慣れてうまく乗れるようになる……と思いがちですが、それは間違い。
ライテクはその操作がなぜどうして有効なのか、ひとつひとつ理由を覚えて納得しないと、同じ勘違いを繰り返すだけで、いつまで経っても上達しません。
また怖さを伴う練習もNG。不安にならない方法で、正しい操作ができたときの違いを実感しながら、積み上げていくのが一番です。
思うように走れると、バイクの楽しさは何倍にも拡がります。そんなバイクライフを目指し、伝授している様々なコツをぜひ身につけてください。
生徒 / 平山ことみ https://www.instagram.com/hirayama.kotomi
https://twitter.com/hirayamakotomi
撮影/株式会社MONSTER DIVE
協力 / 本田技研工業:https://www.honda.co.jp/motor/
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